petit copain
とおいとおい、霧に包まれた森の奥に暮らす小さな妖精たち。
名前は、chocho(ちょちょ)・tam(たむ)・pike(ぴけ)・pom(ぽむ)。
みんな違う色の小さなランタンを一つずつ持っています。
それは「心の燈」と呼ばれる灯りでした。
けれどその灯りはどれも少しくもっていました。
強い光を放つには、まだ「大切ななにか」が足りなかったのです。
choho(ちょちょ)

みんなの役立つことが大好きな
“chocho”。困っている人を見つけるとそっと寄り添い、言葉より行動で一生懸命に助けようとします。
おっちょこちょいなところもありますが、そのまっすぐなやさしさは、まるであたたかな光のように周りの心までふんわり明るくしてくれます。
tam(たむ)

知性と落ち着きがあり、無駄なおしゃべりはあまりしない“tam”。クールに見えるけど、動物たちにもとてもやさしく、傷ついた小さな命うぃ見過ごせません。
冷静に物事を見ているので、判断力に優れ、誰からも頼りにされるリーダー的存在です。いつも涼しげな表情ですが、とても温もりあふれる心の持ち主です。
pike(ぴけ)

みんなの幸せを心から願い、明るい気持ちで周りを照らす“pike”。
仲間との繋がりを何より大切に、やさしく寄り添います。うれしい時は一緒に喜び、迷った時、困った時は、そっと背中絵を押してくれます。いつも前向きで、やわらかな笑顔とあたたかな言葉で、みんなを自然に一つにしてくれます。
pom(ぽむ)

みんなを笑顔にすることが好き、ちょっとドジな“pom”。誰かが元気をなくしたり落ち込んでいると、すぐに飛んでいって小さな幸せを届けます。だけど、あわてて転んだり、張り切り過ぎて魔法を少し間違えたりすることもあります。それでもその元気さと一生懸命さに、気づけばみんな笑顔になっているのです。
森の奥でひっそり暮らしながら、人の幸せをいつも願っている妖精たち。
誰かの涙や不安に気づくと手を差し伸べたくなってしまう。
自分のためではなく、人のために力を使いたいと願う、その純粋な心がいちばんの魔法。
ある日、chocho,tam,pike,pomー小さな妖精たちの前に
月のひかりをまとったような美しい精霊が現れました。
精霊はやさしく微笑むと、そっと魔法の道具を差し出し、澄んだ声で言いました。
「これらをあなたたちに授けます。」
そして、妖精たちが手にしていたランタンへ視線を向けながら、こう続けました。
「この森の霧が晴れるためには、あなたたちの灯りがもっと・・・」
・・・
言い終える前に、精霊の姿は淡い光とともに、すっと消えていきました。
それぞれに渡された魔法の道具とは?
森の霧とランタンの灯りとは?
chocho,tam,pike,pomの物語が始まります。
つ・づ・く
